
2021.11.30
嫁入り道具にと苦労して揃えてくれた着物。一人では着られず、義母に着付けてもらい祝い事で利用しただけ。仕付けの掛かったままの普段着や祖母の形見は眠ったまま・・・。罰が当たる!長年迷った末、着てみようと思い立ち、学院の門を叩きました。
知識もなく覚えの悪い生徒を相手に先生方は根気よく丁寧に教えて下さり感謝です。追いつけず「待って下さい」も許され、二年も続けられました。着物に手を通せるようになっただけではなく、伝統文化にも造詣の深い先生方から多くのことを学ぶ機会になりました。
10年早く始めていれば、と悔やまれますが、供養にはなったかしら。残された時間、“着物を学ぶ!″ことを楽しみたいと思っています。